僕は、ねぇちゃんのヒーロー。【完】





 「あっ・・・!!!」




 僕はとても大事なことを忘れていた



 こんなところで道草を食ってる場合じゃないんだ



 一刻も早く姉ちゃんのところに行かなきゃ・・・!




 「ごめんっ!僕、姉ちゃんのところに行ってくるっ!」




 急いで王子の衣装から制服に着替えると、この場から飛び出した




 「すいません理事長、会長。俺もお先に失礼します」




 乃江流はそう言って小さくおじぎをすると、僕の背中を追ってきた