僕は、ねぇちゃんのヒーロー。【完】





 すると、理事長の隣に立っていた会長が僕に近づいてきた




 「僕も同感です
 前、理事長の商品開発を手伝ったらとんでもないことされましたから」




 会長はため息まじりに言った



 理事長のことだから、人気のあるこの爽やか生徒会長の写真集でも売ろうとしたんだろう



 いわば、会長は被害者なんだ







 「あれ、幹汰。姉ちゃんの演劇見に行かなくていいのか?」





 乃江流は僕に不思議そうに聞いてきた