僕は、ねぇちゃんのヒーロー。【完】






 そんな新しい発見をしていると、そろそろゴールが近づいてきた




 ゴールにはもう多くの人が集まっていて、カメラを片手に待ち受けていた




 「幹汰くんっ!一緒に写真撮りましょ!」

 「乃江流くんっ!お姫様抱っこしてもらっていいかしら?」

 「ねぇ!幹ちゃん私のこと『おねぇちゃん』って呼んでくれな~い?」





 ゴールするなり、多くの女の子に囲まれ身動きがとれなくなった




 最初はひとつひとつの要望に答えていたけど、さすがにきりがないので警備員さんに助けてもらった




 「こんなに盛り上がったパレードは君たちが初めてだよ」