「あの先頭の白馬の子と、栗毛の馬の子が王子兄弟よ!」 上品そうな女の先輩が僕らを指差しながら、隣の友達に興奮した様子で話している 僕と乃江流は顔を見合わせて、もう一度あの女の先輩を見ると、その先輩と目があった すると、その先輩は顔を真っ赤にし、手のひらで顔をおおった 「俺らって、王子兄弟なんて呼ばれてたんか?」 乃江流は静かに聞いてきた 僕はただただ「そうみたいだね」とだけ返した 王子兄弟って、、 先輩も変なあだ名をつけるもんだ 全然気づかなかった、、