乃江流の馬はブラウンの綺麗なたてがみの馬



 僕は、毛並みの綺麗な白馬





 「もうギブ!一回休憩させて」




 乃江流はそう言うと、馬から飛び降りた



 そして、近くの木の下に座り休んでいる





 「のんちゃん、やっぱり馬車にする?

 僕、手配できるけど」




 僕も木の下に座ってそう言うと、乃江流は首を横に振った




 「いいよ、つかお前らは馬に乗るなんて日常だからいいかもしんねぇけど、俺にとっちゃあ人生に一度あるかないかなんだからな」




 乃江流はあきれた顔で言うと、ため息をついた




 「んじゃ、一緒に頑張ろう」