僕は、ねぇちゃんのヒーロー。【完】






 「ふざけんじゃねぇ、誰がお前の道具になるか

 みんな、お前の顔とか雰囲気で嫌いになるんじゃねぇ、


 お前のその性格で嫌いになるんだよ、


 やっとお前の嫌われる理由がわかった」






 俺はそう言って再び立ち去ろうとすると葵は泣き始めた





 「ウチだってね!嫌われたくないの!!

 小学校の時から陰口言われたりして、どうやったらみんなの人気者になるかずっと考えてた

 そして、廉君に出会った

 廉君はいつみても輝いていて、悪口とかいじめとかそんなのには無縁な人だった・・・

 人気者にはわかんないよ!!」






 俺はその言葉に一瞬歩みを緩めたけど、止まらなかった