僕は、ねぇちゃんのヒーロー。【完】






 「葵ちゃんがそんな人だとは思わなかったから、


 もう、好きにはなれない」





 俺はきっぱりと言った



 それでも葵は俺の手を離さなかった





 「私は、廉君がなんと言おうと、別れないからね?

 こんなチャンス逃したくないしぃー。

 もう少しで、私も廉君みたいに人気者になれるんだから、協力してね」





 俺はその言葉を聞いて、葵の手を振りほどいた