僕は、ねぇちゃんのヒーロー。【完】





 「お待たせ~」




 葵は、あの無邪気な汚れのない笑顔を見せた




 その笑顔に俺は感情を押し殺した




 「早くコーヒー飲みなよ、冷めちゃうよ?」




 俺も笑顔で言った



 でも、どこかぎこちなかったのか葵は「うん・・・」とうなずいて机の上のスマホをポケットにしまうと、コーヒーを飲んだ




 「そろそろ店、出ようか」