僕は、ねぇちゃんのヒーロー。【完】






 すると、葵は俺から目を背けた




 「ごめんなさい・・・」




 申し訳なさそうに謝る葵を見て「ううん、ありがとう」と言って席を立った




 昼休みもそろそろ終わり




 俺の初恋は終わりを告げた