僕は、ねぇちゃんのヒーロー。【完】






 「あ、かのん・・・ん、わりィ・・・もう俺は遊ばないから。


 軽い恋とかやめるから・・・


 どうして?って・・・お前も頑張れよ、もっと俺よりも大事にしてくれる奴がいるからさ


 じゃな・・・」





 泉君はゆっくりと電話を切ると、私たちに向かって「傷ついてねぇかな・・・?」と聞いてきた




 私たちは意外な言葉に顔を見合わせると、笑った




 「笑うんじゃねぇよ」




 泉君は不機嫌そうな顔で照れている