パァン――― 乾いた音が外に響いた 恐る恐る目を開けると、そこには木刀を片手でとめている幹汰の姿があった 「先輩、ふざけるんじゃねぇっすよ あんたのおかげでどんだけの気持ちが踏みにじられてると思ってんだよ 逆にねぇちゃんの気持ちをありがたく思えよ 遊びでもねぇ、ノリでもねぇただ純粋にねぇちゃんは先輩のこと思ってたんだよ」 幹汰はそこまで言うと、泉君から木刀を取り上げた