僕は、ねぇちゃんのヒーロー。【完】





 私はその場で立ち尽くした




 何がホントで何がウソなのかわからない




 私に残ったものは幻とボロボロの心だけ




 静かに涙を流した




 泉君はそれを横目にスマホをいじっている




 「ぁ、ゆみちゃん?俺だけどさぁ、今度遊ぼうぜ?

 え?土曜?

 あ、ムリムリ。俺その日みおと遊ぶ約束してっから

 んじゃ、またな~」




 泉君は電話を切った




 すると、泉君は私を邪険な目で見た




 「早く帰れよ」