幹汰は、歩みを止めて私に背中を向けながら言った 「信じてもらえないかもしれないけど、ねぇちゃんのいじめを計画したのは先輩だよ」 私は混乱した だって、助けてくれたのは泉君 泉君がいじめの計画者だなんて到底信じられない きっと、幹汰は私と泉君を引きはなそうと仕掛けているに違いない