「僕、友達ののんちゃんから色々聞いたよ、先輩のこと。 先輩は、ねぇちゃんの中身なんて見てないよ 先輩は昔から女の子をとっかえひっかえしてて、きっとねぇちゃんもその一人なんだ 別に、ねぇちゃんが先輩のことを好きなら否定しないけど、ただ気をつけてほしいんだ」 幹汰はそう言うと私から目をそらし、部屋を出ていこうとした 「幹汰は何を根拠にそんなこと言ってるの?」 私は、幹汰に向かって冷静に聞いた