「鈴?」

「走るなら一緒に、でしょ?沙紀!」



そう言って笑ったあたしに、沙紀も「そうだな」と言って笑って。

そしてこの手をもう二度と離さないようにぎゅっと繋いで、一緒に走り出す。






平凡な毎日でも、平和な毎日でもないけど。



それでもきっと、



最っっっ高に幸せな未来が、あたしたちを待ってるんだから!





【あなたと一緒なら】





(やっぱり、あたしってまるでシンデレラ!)
(シンデレラはSではなくてCですからね)
(分かってるっつーの!!)





END…and to be continued.