Sの法則-平凡姫と俺様SP-




───そしてパーティーと言ったら、本当に“生誕祭”という言葉がぴったりだった。



幼い頃からのメグの成長ムービーやら、彼女の経歴紹介。

披露宴か!と思うようなメグの衣装替え。

舞台の上には、ところ狭しと並ぶプレゼントの数々・・・あれは、さっきの1時間掛かったプレゼントタイムでメグに献上されたものだ。

あちこちに、庶民じゃ手が出せないような高級ブランド名が見える。

(たぶん、知らないブランド名は、もはや手が出そうとも思えないような超高級ブランドなんだろうな)

そして本物のオーケストラによる演奏会の演目は、メグが好きな曲目ばかりのようだ。

あたしはまったく知らない人しかいないけど、招待客は日本を左右するような大企業・大財閥の社長会長、そしてその二世三世がそろい踏み。(もちろん外国の人もいる!)

・・・これ、全部沙紀の情報。



「・・・信じられない」



豪華絢爛なホール全体を見渡しながら、あたしはまた小さく呟いてローストビーフを一口。