「なんていうか、派手×派手ってド派手だね・・・」
「貴方こそもう少しその貧相なボキャブラリー増やしたらいかが?」
制服でもただならぬオーラを持って派手な雰囲気を持っている宇佐美さん。
宝石が散りばめられたアクセサリーと、スワロフスキーだらけの真っ赤なドレス、そして大きく巻かれアップにされた髪型。
もうどこにいたって一目で気付く存在感。
もはや、お嬢様通り超して女王様だ。
「で、なんか用事?龍世君と踊れないの?」
あたしが頼んであげよっか?とからかうように言ったら、宇佐美さんは
「そんなこと!・・・大役、任せて差し上げてもよろしくてよ」
と、相変わらずのツンデレぶりを本領発揮していた。
変わらないなぁ、と思いながらもなんとなく彼女の扱い方に余裕を覚えてきたあたしはケラケラと笑っていられる。
ま、これはいくらなんでも冗談だろう。
そう思って、もう一度「で?」と用事を尋ねるために首をかしげた。
「・・・貴方、常陸院(ひたちいん)さんとお付き合いなさるの?」
「・・・・・・はぁ?」

