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というわけで、なぜかあたしはののかちゃんの家に来た。
(もうさ、やっぱお嬢様だよ。この子。分かってたけど)
(家の広さとメイドさんの多さに、入口で平伏したくなった)
そして今、ののかちゃんの部屋で目の前に有名なカップラーメンにカップ焼きそば、インスタントパスタなどが並べられている。
その量はもうコンビニ一店舗くらいできるんじゃないかって量だ。
少しの懐かしさを覚えつつ、「これ・・・?」と唖然としながら隣を見れば、
ののかちゃんは恥ずかしそうに身をよじった。
「以前偶然街中で“かっぷらーめん”というものを知って、こっそりうちのメイドに買ってきてもらったの」
「はぁ」
「でも、作り方がまったく分からなくて。
クラスの方たちに教えていただくのも恥ずかしいし、みなさんご存じか分からないし」
「はぁ」
「そんな中真城さんが転校してきて、素性を知って・・・『あぁ、この方なら』って思ったの」

