「──────…三人目は、高条符和。 おめでとう。」 ──────…よば、れた…? 「今、呼びましたよね…?」 「は? 呼んだけど。」 「うそ…うそ!! 部長…!ありがとうございますーーー…!」 またもや半泣きで東先輩にしがみついた。 「やだ~~~~~!!!符和ちゃん、かわいーっ♡」 先輩は、そんなわたしを抱きしめ返した。