「あの…すみません、ついわたしの曲を歌ってくださってると思うと、嬉しくて…」
そう、出くわしたのは、わたしがマイクをかっさらった、ボーカルの人だった。
「へー、そうだったんだ…
──────って、ぇぇぇえええ!?」
ひいいいいいいいいいい!!
「すっすみません!!」
「アナタ様がわふわふさん!?
マジで!?
ホンモノ!?
アタシ大好きです!!
愛してます!
わふわふさん一筋です!!」
そう言って手を握られ、ブンブンと振り回される。
軽く目が回った。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…