半分嘘で、半分本当だ。
私に力なんてない。
私はただの人間だ。
本当に予言ができる訳じゃない。
けど、私が知りたいものが
彼らの元にしかないと考えてる
というのは本当だ。
そして、彼らを裏切るわけがない
ということも。
「いいんじゃないですかぁ?」
そう声をあげたのは、
「いいと思うけど、僕は。」
沖田総司だった。
「総司、根拠があっての言い分
なんだろうな。」
と、沖田に矛先を向ける土方。
「しばらく此処にいてもらって、
彼女が僕たちの利益になる働きを
してくれたら、彼女の言葉を信じ
てあげてもいいんじゃないですかぁ?」
突然の沖田の提案に驚きを見せる
土方であったが、すぐに考え込むような
表情に変えた。

