何故、泣くのだ。


四国屋………。

『四国屋になさいな……』


池田屋………。


『彼処の主人は会津の出というからぁ……』


新撰組…………??

『異色の羽織を召していたとの………』




ここは、つまり、………。
ここはつまり、私は今幕末にいるという
わけか??そういうことなのか?!

新撰組といえば、あの青っぽい羽織が
有名な武士団だが、なぜ私が……………?



っっ?!

パーカーかっ?!
奴等は私がパーカーを羽織っていた
ことを言っているのか??

確かに私のパーカーは青っぽい紺色で
もしかしたら色が似ていたのかも
しれない!!そういうことなのか??


「新撰組の連中が隊の羽織を召した
まま、一人で街に繰り出すなど。
よっぽど間抜けた隊士とみた。」

一人の男がそういうと周りの男どもは
ゴリラのようにノロノロと笑い出した。

とりあえず、コイツらが会津藩の奴等で
私が新撰組の仲間だと勘違いされている
というわけなら、これはかなり不味い
状況だと言えるだろう。