もう一度愛してくれますか?

ガラッーー


「あ、おかえりなさいっ優羽」


かわいい笑顔で俺を向かい入れる美月。


くそっ、レッドカードだ


昨日までは見れなかった笑顔


この2年間、信じて待った笑顔


幸せに浸る反面、さっきの言葉が頭を支配する。


俺の顔が曇ったのか、美月は心配そうに俺を見ていた。


「せんせい…なんて言ってた…?」


「…ちょっと薬が増えるってさ。でも、気にすんな。俺が側でお前を支え続けるから。…な?」


俺はくしゃっと笑い、美月の頭をなでた。


それに小動物みたいに応える美月。


「えへへ…ありがとうっ。薬多くなっちゃうのかぁ。やだなぁ。」


美月は分かっている。


薬が多くなるということは、良くない状況だって。


「それにしても…」


「…?なに?俺の顔になんかついてる?」


「ううん。違う。なんか…優羽、大人っぽくなったね。かっこよくなった!」


「…は?」


体全体の熱が上がったのが自分でもわかった。


ちょ…っ、まって、反則


上目で、ふにゃって笑って、「かっこいい」って…


こいつ…、俺を殺す気だ


「あ、でも、優羽はもとからかっこよかっ……んっ!んんー!」


咄嗟に美月口を手で封じる。


片方の手で必死に真っ赤な顔を隠した。


「それ以上いうな。俺が死ぬから。」


「んっ!?んんんんん?!」


「いや、なんで死んじゃうの?って……あーもー!禁止!その言葉禁止!あ、でも禁止したら…。やっぱ禁止解除!!」


美月は、
変な優羽
とクスクス笑っている


余計恥ずかしいじゃねーか、くそぅ。


やっぱり、こいつといたら調子がくるう。