もう一度愛してくれますか?

そうだ…美月は2年眠っていたんだ。


成長についていけてないんじゃないかって事ぐらいは考えてた。


「……それってやっぱり、負担になりますよね…。」


「あぁ。前よりひどい発作が起こることが必然的に多くなる。」


今よりも…


苦しんでいる美月の姿が頭をよぎる。


俺は顔をしかめた。


「それに伴って、美月ちゃんの様態が落ち着くまでキツい薬や、量も増えることになる。
…で、できるだけなんだが…」


「わかってます。俺が側で支え続けます。
…約束しましたから。」


「…そうか。よかった。
ほんとうは、保護者の役割なんだけどね。
…今日は、これだけ伝えたかったから。」


「…ありがとうございました。」


俺は深々と頭を下げ、
部屋を出た。


取っ手を掴んだままの、握り締めた手が震える。


その震える手を自分の胸に押し当てた。


「…絶対支え続けてやる」


苦しんでいるあいつをほっておけるわけがないだろ




俺はその場を後にし、美月の元へと急いだ。