「諦めないで下さい。私も、好きです。
冗談なんかじゃ、ないんです!」

恥ずかしさなんて、もういい。
かっこ悪くたって、いい。



私は、どうしようもなくコイツが好き。





「だから、諦めないでよっ。」

私がそう叫ぶと、体が斜めに傾いた。

ーあ、抱きしめられてる。