<羅夢side>








「お前ら....覚悟はできてんだろぉなぁ?あ“ぁ“?」






「おいおい、意気がんなって。一人でなにができるんだ?一人は遊んでやるからよ、お前も早くくたばってくれよー」








緋瀀!


緋瀀は他の男どもの手の内にいた





「クソッ!」





すると、

「ゃ...ゃ、めて...もう、ぃゃだ...あんな、あ..んな、怖い..ことは.....」






緋瀀...



やめろ、やめろ、やめろ、やめろ、やめろ!!!!!




「やめろぉぉぉっっ!!!!!」







━━バキィッ

━━ドスッッ

━━ダン"ッッ





「ハァハァ..ハァハァ..緋瀀に、触るな..緋瀀を、泣かせるな..」



「羅夢...」




まただ、緋瀀に辛い哀しい涙を流させてしまった


もう、流させないと誓ったのに..





お姉ちゃんを悲しませないと誓ったのにっっ...!!





「あっ、バタンッ」



「ら、む...羅夢...」





「もう、終わりだよぉ。観念して愉しいことしてもらいなよぉ?」




















「愉しいことって?」














「それは、あたりまえでしょ、とてつもなく苦しいことよぉ。って誰ぇ?」





━━バシィンッ




「キャァァアアッッ!!痛いっ!痛いよぉ!!なに、するの!!」






「なにって、殴ったんだよ」








なんで、いるんだよ。助けなんかっ!








<羅夢side> 終