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あのあと、なにごともなく授業はサボりで放課後になるまで屋上にいた







「緋瀀、お前は帰れよ」





「なんで?」




「呼ばれてるの俺だけだから」





「違うよ。俺もだよ。だからのこる」






「そうか」




「うん」









━━ガチャ





「あれぇ、もうきてたんだぁ。はやいねぇー」





楠見衣玖。








「この前のお礼ちゃんと返してやるよ。あなたたち、よろしくねぇ」







「えー、こいつら女じゃねぇか」




楠見の後ろからぞろぞろと男どもがでてきた


女も少しいる






「遊んでいいのよぉ」




「おー、まじでか!」

「最高じゃねえか」

「最近、欲求不満でよぉー。遊んでくれんだろ?ねぇちゃんたち」




最悪、男どもが


「俺たちに勝てるとでも?」

「貴様らじゃ無理」



『緋瀀、いけるか?』

『大丈夫..』






「あんま調子のってんじゃねぇぞ?コラァア!!」




一人が緋瀀に殴りかかった




パシ

グキッ

ドンッッ





「はぁ、簡単簡単」


「いけるな」



「「かかってこいよ」」





「「「「オラアァァァアアッッッ!!!!」」」」

























最初のころはいけてたんだけれども今は少し苦戦している



息も切れてきたし、やばいかもしれない





「緋瀀!大丈夫かっ?!ドカッ!バシッ!」


「...ハァハァ、だい、じょう、ぶ。」




「あ!緋瀀っ!!」




「!?ウッ!!ガハッ!ハァ、ハァ」





緋瀀が腹にけりを入れられ、パイプで頭を叩かれた






「ポタッ、ポタッ...血、か」



━━バタッ




「緋瀀...緋瀀ーー!」






















やばい...