「っっ、痛い…」



「我慢しなさい」



「羅夢…」



今、院長が羅夢の手当てをしてくれているところ。超痛そう…




あの後俺たちは無言で帰った。帰ったは帰ったで院長に怒られて言い訳をするのがたいへんだった



でも結局は言い訳は無駄で全部話した

と言うか、見破られた。みたいな…








「本当にもー、なんで不良に絡まれるのやら。あんたたちなにかしたの?」





「してないし」


「するわけがない」



「「面倒ごとには関わらない」」



「ふふっ、それもそうね。あなたたちがそんなことするはずがないものね」