「これだけか?」
「「違う」」
そう言うと羅夢と緋瀀はかがんで羅夢は足を緋瀀は腹にめがけて蹴りをした
が、それもかわされて今度は羅夢たちの腹に一発ずついれられた
「「うっ!」」
身体が動かない
腹に一発いれられただけなのに
「あらー、終わっちゃったの?ざーんねん。ならこちらからいくよ」
二人は目を閉じた
ドカッドカッ
ドスッ
バシッ
え…?
「なぁ、お前らここでなにやってるわけ?」
「な、なんだ!お前は!?」
「あーっと…通りすがりの人?」
この声…
二人はバッと顔をあげた
そこには見知った最低最悪の人物がいた

