だけど緋瀀はスカッとかわして男は転んだ


「はっ、よわっちぃな」

「俺たちとやり合ったら貴様らさ死んじゃうよ?」




緋瀀と羅夢は小さいころから護身術などをならっていた


それは、人に頼らず一人で生きていけるように




「な、なめんじゃねぇぞぉーー!!」



あと一人の男がナイフを持ってふりかかってきた



「ふっ、怖くねぇって」


「終わりだ」




二人はかわそうとした



だけど、













──ガッ


「終わるのは君たちだ」








「っ!?」




「羅夢!!」



地面に倒れていた男が羅夢の足を掴んで引っ張った。そのせいで羅夢は体制を崩しよろけた