「緋瀀、大丈夫?」

「うん、もういい。降ろして」



今は屋上


生徒会室からでてきて屋上にくるまで二人はなにも喋らなかった





「羅夢は、男の人になれた?」



「慣れた…。って言ったら嘘になる。だから…だから……」



「あー。羅夢は優しいね」




ビュゥゥーー



寒っ!


「「不愉快です…」」









「ふふっ」



バッと振り向き声のした方を見る


そこには160は必ずあると思われる身長に茶髪で、耳にピアスをしている超絶美人の女の人がいた



「息ピッタリやなぁ。あんたら」





「「…」」



なんやこいつ




「ホンマ可愛いわぁー。癒されるなぁ♥」




「「なに。お前」」




「息ピッタリ!あっ、ウチな新島珠薇(にいじましゅら)!よろしゅうなぁ~」