初恋は空の色で


転向してきて初めての体育。

ペア決めと聞いて少し不安だった…。

「僕とペアになってくれるこなんているのかな」

そんなことを考えながらさまよっていると…。

目の前にペアを探しているのか周りをキョロキョロと見渡す独りの女の子の姿…。

もしかしたらペアになってくれるかも!!

自分から誘うのって少し苦手……。

でも…。

「ねぇ。」

「………」

あれ?聞こえなかったのかな?

「ねぇってば。」

「………」

あれれ…?

「聞こえてるの?」

「何?」

すごい怪訝な顔されちゃった…。

そんなことを考えてると…。

「あの…なんですか?」

すごい…僕不審者だよ…。

「あの、一人?」

バカっ!僕のばかっ!見ればわかるよ!

「一人だよ。」

ほら…見ればわかるでしょ?って顔されてる…。

もういいや!

「あの…僕とペアになってくれないかな?」

いっちゃったよ…こんな不審な人となりたくないよね…。

「へ?」

ほら…やっぱり…

「だ、だから…僕とペアに…なってくれないかな?」

「あ、はい。
宜しくお願いします。」

え?いいの??

一通り喜んだあと。

自分の自己紹介を終わらせ、彼女の名前を聞く。

甘夏華恋…可愛い名前だな…。

急に呼び捨ては馴れ馴れしいかな?

仲良くなるため…いいかな?

「…華恋」

あれ?

驚いてるのかな?顔が赤くなったような……。


もしかして…怒ってるのかな?


体調が悪いとか!

じゃぁ、大変だ!

「顔赤いよ?どうしたの?
大丈夫?保健室行く?」

「平気、よろしくね♪」

あ…よかった………。

それが僕と華恋の出逢いだったんだ…ーーーー