ピピピピピピピピピ…ッ

カチッ…。

『んん…。』

…。

ピピピピピピピピピ…ッ

…。

ピピピピピピピピピ…ッピピピピピピピピピ…ッ

バンッ…!ガバッ…

『…ん…?
今なん…時…って…ひゃぁぁぁぁぁぁぁぁっ…!?』

「こら!華恋うるさいわよ!!!!?」

『そ、それどころじゃ…っ
ね、ね、ね、ねぼうしたぁぁぁぁぁぁぁぁ…っ』

ふと携帯を見ると友達用のランプが点滅してる…。

やな予感…。

着信 24件

メール 30件

…完全に祐実と優…楽しんでる…(ムスッ

あ、そんなことよりっ…早く返信!

Dear♡祐実、美咲、優香

ご、ごめん…今起きたところ!!

今から支度してすぐに行くっ…!

From♡華恋

携帯を放り投げ急いで顔を洗いに向かう。

水でバッチリ目が覚めた。

「華恋、ご飯は〜?」

『い、いらない!!』

バタバタバタ

いっそげ〜っっっ!

髪の毛は…いいや!おろして…!

昨日準備しておいてよかったよ…。

部屋着から普段着へ

ものの10分で支度を終えた。

さすが、私…っ

バタバタバタ

「もう!華恋うるs『行ってきますっ…!』

ガチャッ…バタンッ!

今から全速力で走れば電車に間に合う…っ

足は少し痛いけれど、我慢我慢っ…!

…ーーーーーー

「あっ…来た来た!!」

「華恋おっそぉ〜いっ(ムスッ」

「10分のロスタイムだね。おはよう華恋ちゃん」

『はぁ…はぁ…はぁ…お…おはよ…。
ごめんね…遅れちゃって…。』

「全然気にしてな「も〜やっぱり?華恋は遅れると思ったんだよねぇ〜」

なんて、祐実の言葉を遮って自分の髪の毛を指に巻き付けてる優…。

む、むかつく…けど…何も言えないっ…。

「まぁ。優ちゃんも人の事言えないけどね。(クスッ」

み、みさきっ…さすが〜♪

2番線電車が参ります。

プシューーーーーーー

『じ、じゃぁ!
気を取り直してれっつ…』

「「ゴーーーーーーっ!」」

「さてと…どうして服を?」

『え、え〜っとですねぇ…。
その…明日…「え!?何何!?明日…!待って!て、てことは…あんた…まさか…」

『そ、そのまさかでして…。』

「う、嘘でしょ…恋愛初心者の華恋がいきなり…」

「「で、デートぉおおおおお!?」」

うっ…そ、そんなに驚かなくても…っ…!

『し、しーっ!
ここ電車だからっ…!!!』

「ついに…華恋が…お母さん悲しいわ…」

『ゆ、祐実…誰ポジだっ…!(アタフタ』

「ついに華恋がねぇ〜なんか先越されたってかんじ〜(ムスッ」

『そ、そんなこと言わないでよ〜!
ただジャージ返すだけだもん…。』

「でも、男の子と女の子が2人きりで出かける行為はデートだよ?(ニコニコニコッ」

『う、うぅ〜…。』

「まぁ、今日は久しぶりに四人でお出かけなんだし!楽しもうね!!!!(キランッ」

『うんっっ!』

そして、電車を降り

他愛もない話をしているうちに、いつの間にかショッピングモールについていた。