龍虎-紅い記憶-



響side

「っと…あぶねぇ」

今まで普通に喋ってたのに急に倒れやがって… 
「我慢のしすぎなんだよ、ばぁか」

ったく、こいつは~
世話のかかるやつだ。

んでも、もっと甘えてくれていいのにな。


♪~♪

っち、電話かよ

「はい」

『響さん、すみません。ひなさん来てないっすか???』