「今日から文化祭の準備期間に入ります。」



朝のHRで担任の先生が言った。



「緋世璃ー!!聞いた!?文化祭だよー!!

もうないかと思ってたー。」



私の横に座って話す美空を見ると


鏡を見ながらグロスを塗っていた。


「そうだね。忙しくなるね。」



もう11月になりかけているというのに文化祭。


少し遅い気もするけど、

なんか最近学校側はバタバタしてるらしい。