*Hiyori side*
青葉と会ってから、数日が経った。
「あーテストだー!!!!」
今日からテスト。
まぁ、私は美空よりかはまだ!!!
まだ、頭はいい方。
だからさっきから美空がテストが嫌だなんだって
「うるさい。」
うん、本当にうるさい。
「あんたが勉強しないから悪い。
学校でいちゃつくから悪い。」
「そんなこと言わないでー!!
緋世璃だって鈴宮くんに
青葉の前で告られてたくせに。」
ドキンと心臓が鳴った。
「あれは、鈴宮くんがついた嘘。
メールでも言ってもらった。」
家に泊まりに行った日もらったメアド。
え?
私の家に泊まったのはどうなったかって?
結局、空気が気まずくなっちゃって
また今度にすることになった。
「まぁ、あんたらが家でいちゃつくことは
予想してたからね。嬉しい。」
そんなーと私の肩を叩く美空を睨んで、
テストまで後2分しかないけど、勉強を始めた。