「きゃっ!?」 「緋世璃っ!!!」 鈴宮くんが驚いた顔をしている。 私が名前を呼ぶと青葉は鼻で笑う。 「中学のときと変わらないな、緋世璃の胸は。」 「……っ!やめ、…ろ…。」 「その顔そそるなー。誘ってんの?」 笑いながら言う青葉を緋世璃は睨んでいる。 「離せっ……よっ!!」 ばしっと青葉の腕を振り払い、私のもとへ駆けてきた。