初恋相手は男の娘ッ!?



















「………………。」







3組まで結局やってきたわけだけど



美空は彼氏くんらしき人を見るなりどこかへ行ってしまった。










回りを見れば男、男、男………女……



ん?男?女?



と問いたいくらいの美少女。


いやきっと美少年なのだろうけどあえて。





その子はだんだんこちらへ近付いてくる。




それと一緒に後ずさる私。






「………っ………!!」




壁まできた。



只今絶賛吐き気中。



もう吐く。出ます。


白目向いてると思うよ、今の私。






「そこ、どいて。





邪魔。」