「手、邪魔なんだけど。」 「いいの!!」 そう言って無理矢理、 鈴宮くんの手を握って起こした。 これも克服するためだからね、頑張らなきゃ。 「えへへ、 鈴宮くんって意外と手あったかいねー。」 「意外とって何。」 基本的に何故か夏も手が冷たい私。 鈴宮くんの手はそのまま握りっぱなし。 ぎゅっと握れば握り返してくれる。 そういう優しさ好きなんだよね。 まだ私を惚れさせる気なんですか。 なんなんですか、この人。 特技、私を惚れさせることだろ。 この無自覚美少年がぁああああ!!!!!