「あんたが男を嫌う理由、霧山から教えてもらった。」
野菜を出していた手がぴたりと止まり少し震え出す。
「そう、なんだ…」
「全員があんな男じゃない。」
「わかってるよ。
鈴宮くんだって本当はすごい優しいって、わかってる。
だけど、こわいよ。
男の人と目が合うだけで、
青葉が私のことをどこかで見てそうで。
話すだけで、青葉が近くにいそうで。こわい。」
私、どうしたらいいんだろうね。
苦笑いをこぼした私に溜息をついた鈴宮くん。
「俺はそんなことしないから。」
真剣な顔で私に言う鈴宮くん。
「う、ん……鈴宮くんはなんか他の人とは違うみたい……」
「どういう意味。」
いや、愛の告白です。
好きです、鈴宮くん。

