「ん………」
なんだか身体が暖かい。
あれ、私布団なんかかけてたっけな。
「はっ!!」
急いで時計を確認する。
もう12時すぎを針がしめしていた。
「ちょ、ちょっと鈴宮くん!!」
私がもたれてたのはベッドみたいだけど、
肝心の鈴宮くんの姿が見つからない。
「鈴宮く……」
「何、うるさい。」
そんなに名前を呼んだつもりはなかったのにな。
「なんで起こしてくれなかったんですか!!
電車もうないよ……。うー…。」
すっかりしょぼくれてしまった私に鈴宮くんは、
「歩いて帰れば。」
はい、相変わらず毒舌は健在ですね。
「大体鈴宮くんが引き止めなかったら帰れたのに…」
「………ごめん。」

