「ココア飲める。」
「え?」
聞き返すと機嫌が悪そうな顔をした。
「ココア、飲めるか聞いてるんだけど。」
「の、めるけど…」
「ん、」
そう言うと鈴宮くんはキッチンへ歩いていく。
「私作るよ?しんどいでしょ?」
「あんたが作ったら不味そうだからいやだ。」
そんなはっきり言わなくてもって感じなんですが。
「ココアくらい作れるよ!」
「いや。」
「大人しく寝とけ、チビ。」
少し無理矢理に説得して鈴宮くんをベッドへ返した。
「鈴宮くんって一人暮らしなの?」
「だったら何。」
相変わらず素っ気ない態度はもう気にしない。
慣れってこわいね。
「ううん、綺麗にしてるんだね。」
「お前が来たから汚くなった。」
「うるさいよー?
はい、ココア出来たよ。」
ココアを渡そうとしたとき、
「っ!!」

