「なにしてんの。」




「はい、ごめんなさい。」




鈴宮くんに説教されてるなうです。



あの後、鈴宮くんが男の手を受け止めた。



鈴宮くんが睨みをきかせたためか、男は去って行った。




「ばかじゃないの、変態。」


「うっさい、チビ。


私は変態という名の紳士だ。」



「あんた殴られたいの。」


「嘘に決まってるだろ。

逆に今ここで私があなたを殴りたいです。」




いや、鈴宮くんになら殴られてもいい

なんて思ってないから。



その綺麗な手で殴ってとか思ってないから。