そのとき、鈴宮くんの後ろに天使が見えた。
「美空っ!!!」
鈴宮くんの横を通って美空へダイブした。
「おぉっと。どしたの?
まあいいや、あそこのクレープ食べに行こー。」
「うんっ!!」
なんとなく鈴宮くんに罪悪感が残ったから
帰り際に手を振った。
鈴宮くんは少しだけ顔を赤くしてそっぽ向いてたから
それで数分悶えてた私。
まじなんなの、あの子。
私をキュン死させる気なんでしょう?
そしてその行動全てが無自覚なんでしょう!?
なんて罪な子なんだ、凛くんは。
いつの間にか下の名前で呼んだことに
なぜか私が照れてしまった。
「なんか……恥ずかし。」
ぼそっと出た言葉は、周りの声に消えていった。

