「本当になんでこっち来てるんですか。



まじでそれ以上来たら今度は家まで送らせるぞ。




ちょ、ちょっと、まじでお前刺していい?

ねぇ、もういいよね?


みんな刺しちゃっていいよね!?」




「誰に言ってんの。」

「読者様ですー。



そんなことより本当に早く退いてください。」





さっきの華麗な鈴宮くんの登場がなかったかのように


本当にもう誰も来てくれない。



ガタガタと身震いをした。



「………………。」







もういいや。