「さて!!今回こそ緋世璃の家に泊まりいくかぁ~!」





季節も真冬になって、

エアコンが壊れた北極のような教室で

美空は言った。







「色々あったもんなぁ~」



「別に私の家じゃなくてもいい気がするんだけど。」



「そんな冷たいこと言うなよ白石さぁ~ん」




「気持ち悪い死んで。」



「美空~!!」




はぁ、


なんて女々しいんだか!





あれから、双葉さんは見なくなった。


鈴宮くんからは何も聞いてないけど


きっと
鈴宮くんなりに双葉さんと解決してくれたことを


願うことにした。