「白石さん!!店番代わるよー。」


「あっ、ありがとう!!!!」



この時を待っていた私は

別のクラスメイトの女の子に店番を代わると



急いで教室を飛び出た。








―ガラッ




「鈴宮くっ………え?」





「でぇー、次はここに行きたいんですけどぉ〜♪

凛先パイ行きませんかぁ?」



目の前には腕を絡ませあって

2人笑い合う鈴宮くんとこの間の女の子。




あぁ、やっぱだめだ。