「白石…」

「やだっ!!!」


「白石!!!」

「やめてよっ!!!!!」



「緋世璃!!!!!!!」


「っ……」




目を開ければ鈴宮くんの小さな腕の中で。


パニックの私に驚いているのか


同じように鈴宮くんも震えてる。



そんな鈴宮くんが愛しく思えて。



「っ…」


思わず抱きしめ返した。