か「………………ッ」


淡々と告げると、女を足から引き離し東条家へ向かった


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ピンポーン


瑞「はーい♪」


中から瑞希さんの弾んだ声がした


ガチャ


僕達を見た瞬間目を丸くしたが、慌てた様子は無く落ち着いていた


輝「瑞希さん、優梨が!!病院に連れて行こ
  うかと思ったんですけど、吸血鬼だし
  普通の病院でいいのか分かんなくて!!
  とにかく、凄い血がだらだらで……」