心の準備もせずに指先を見てしまった私にとって、それはそれはスゴい衝撃だった


そこには、愛おしいそうに互いを見つめるかすみちゃんと輝の姿があった


輝の腕に巻き付いてるかすみちゃんは、彼女以外の何者でもなかった


隣で瑠璃が何か言ってる


だけど、そこから目が放せなかった


まるで、私の周りだけ時間が止まってるみたい